ひめゆり平和祈念資料館

ひめゆり平和祈念資料館は、ひめゆり学徒隊の視点で沖縄戦を伝える平和ミュージアムです。
1989年6月23日、ひめゆり同窓会によって、沖縄県糸満市にある「ひめゆりの塔」の隣に設立されました。
生き残ったひめゆり学徒の多くは、戦後長い間、戦争体験を語ることはありませんでしたが、資料館建設をきっかけに、入館者に戦争体験を伝える活動を始めました。
沖縄戦で亡くなった学友や先生について知ってほしい、戦争の恐ろしさ、平和の尊さ、命の大切さを知ってほしいという思いからです。現在、体験者の活動は、戦後世代の職員が引き継いでいます。
当館では写真や証言映像、壕の実物大模型、イラストや実物資料など様々な資料を通して、ひめゆり学徒隊や沖縄戦について知ることができます。修学旅行などの平和学習の場としても活用され、多くの入館者が訪れています。