浦添市美術館
琉球漆器の個人コレクション展をきっかけに、県内初の美術館として1990年に開館。
琉球漆器を中心としたアジアの漆芸品を収集し、展示している。琉球の漆芸は、琉球王国時代に王府の管理の下、国内の儀式道具や調度品、中国・日本への献上品などが製作され、発展をとげる。
明治以降は民間工房で商品としての漆器が作られてきた。常設展示室ではこうした王国時代から現代までの歴史と琉球漆器との関りを紹介、またあわせて年3回様々な角度から漆文化を紹介するテーマ展示も行っている。
企画展示室では絵画や書、工芸など様々なジャンルの企画展が開催されている。