佐喜眞美術館

丸木位里(1901-1995)、丸木俊(1912-2000)夫妻の共同制作《沖縄戦の図》14部を展示するため、館長・佐喜眞道夫の米軍普天間基地内の先祖の土地を一部返還させた土地に1994年に開館。
1995年に国連出版の『世界の平和博物館』にも収録。建築士の真喜志好一による建物は、沖縄にこだわり、庭にある270年前の佐喜眞家先祖の亀甲墓と統一感をもたせるように、また屋上の階段は6月23 日(慰霊の日)の太陽の日没線にあわせている。
その他、ケーテ・コルヴィッツ、ジョルジュ・ルオー、浜田知明、草間彌生、沖縄出身作家などコレクションも充実。年3~4回のコレクション展や企画展を開催。
「沖縄戦」と「米軍基地負担をかかえる沖縄の現状」を学べる場所として、全国から平和学習の場としても活用されている。