一般財団法人わびあいの里 反戦平和資料館・ヌチドゥタカラの家

「伊江島戦は沖縄戦の縮図」と表現されるほどの過酷な地上戦でした。
また、「伊江島は 戦後沖縄の縮図」ともいわれ、米軍の「銃剣とブルドーザー」による非人道的な土地の強制接収、その後の激しい軍事演習、基地被害に苦しめられました。これに対し村民は非暴力による抵抗闘争を展開していきました。
この資料館には「沖縄のガンジー」と呼ばれた阿波根昌鴻が戦中・戦後を通して収集した土地闘争の証拠品、自ら撮影した写真が展示されています。
資料の一つ一つが今を生きる私たちに歴史の真実を語りかけてきます。
戦争とは何か、戦争の原因は何か、どうすれば平和をつくることができるのか、生命の尊さを再確認するとともに、平和をつくり出す人が一人でも増えてくれることを願い展示しています。